インターネットバンキング

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不審なSMS

 不在連絡メッセージがSMSで届いていた。怪しげなリンクアドレスも貼ってあった。
不用意にもリンクアドレスをクリックしてしまった。スマホが固まったので、再起動することにした。
実際には、不在連絡票が自宅のポストに投函されていなかった。
 のちに分かったのだが、これが、ウィルスメッセージだった。

ウィルス対策ソフトのインストール洩れ

 昨年の暮れ、知らないひとから架電があり、留守電に残されていた。調べてみると、沖縄の海産物加工メーカーからだった。あとでわかったのだが、LINEが乗っ取られた。
 グループLINEからメンバーを外してもらった。携帯キャリアの窓口へ行き、とりあえず、スマホを初期化してもらった。LINEのIDを変更しておいた。電話番号を変更したほうが良いのだが、それはやめておいた。※対策が不十分かもしれない。
 その後、スマホアプリをインストールするのだが、ウィルス対策ソフトのインストールを忘れてしまっていた。

ネットバンキングサイトがウィルス検知通知

 銀行が誤送金が多く発生しているためか、セキュリティ対策を強化されていたため、ネットバンキングができないようになった。
 コールセンターに問い合わせたところ
 1.口座に不正な使用があるのかどうかの確認
   口座の取引を中止するかも尋ねられた。
 2.PCのウィルスチェックと身に覚えのないアプリがインストールされていないかの確認
 3.スマホのウィルスチェックと身に覚えのないアプリがインストールされていなかの確認
 4.インターネットバンキング専用ウィルス対策ソフト(PC用)のインストール
上記ができたら、最寄りの銀行の支店へ予約を取り、支店の窓口で対面でのインターネットバンキング再開手続きを取る運びとなった。
 ※AIの音声による詐欺があるといけないため、対面対応となっているようです。

 再開手続きの申し込みから1週間ほどで、郵送されてきた案内にしたがい、インターネットバンキングを再開できた。

できる限りのセキュリティ対策

 これでセキュリティが万全なのか?と問われたら、正直、『わからない。』が、やれることをやっておくしかない。インターネットバンキング専用ウィルス対策ソフト(PC用)は、他の市販のウィルスソフトとは競合しないらしい。但し、金融機関のウィルス対策ソフトとは競合があるようです。

 IBMのRapport(https://www.ibm.com/trusteer)のインストールとなりました。

LINEよりも+メッセージ

 LINEよりも+メッセージ(ドコモ、KDDI、ソフトバング)のほうが安全とされている。
長文メッセージや写真、動画の送受信ができるメッセージサービスですが、LINEのグループのメンバーは変えようとはしない。LINEに慣れてしまっているようだ。

楽ができるほうに行動

 楽ができるほうに行動するようになってしまうのは、誰でも同じではないでしょうか。
いまや洗濯も自動で脱水や乾燥までやってくれるものまである。衣類で手洗い指定がない限り、手洗いをしないのではないだろうか。
 掃除にしたって、お掃除ロボットに任せるようになってきているのでは、ないだろうか。

 楽する事を覚えたら、それまでの煩わしい事はやらならくなる。
(快楽回路が形成されたら、変えることは困難なようだ)

 楽になんでもできれば、問題がないのか?

確かに機械に任せれば、他のことができるのだから良い。
しかしながら、なにもかも便利な機械やツールや他者任せにすれば良いと云えるのか?
甚だ疑問に思います。

 フランスの哲学者 パスカルが著書のなかで
人間は自然の中では葦のように弱い存在である。 しかし、人間は頭を使って考えることができる。 考える事こそ人間に与えられた偉大な力である
と述べているので、なんでもかんでも他人まかせ(ひとまかせ)にしていれば良いわけではない

なんでもかんでもひとまかせにするひとは、当然、なんでもかんでも、他人のせいにする。
(中高生じゃあるまいし、責任転嫁すれば良いわけではない。冤罪を生むことになる)
そういうひととは関わらない方が無難だ。

セキュリティ対策は万全に

 インターネットバンキングは便利ですが、くれぐれもセキュリティ対策は万全にお願いします。
怠ると大変な事になります。

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