時代とともに変化するもの
よく、『常識、じょうしき、ジョーシキ』という人を見かけるが、それって、常識ですか?
単なる「それはあなたのご都合だけでしょ!非常識です。」というケースが大半ではないでしょうか。
半世紀前ならば、4年制大学卒が少なかったので、○●大学卒であれば、どんなひとでもそれ相応の評価がなされます。バブル崩壊前ならば、就職も大学の先生のコネが効いて、試験も面接もなしで、電話一本で即決まるというケースもあった。現在では、大学の先生のコネは全く通じません。
現在の状況は、新卒予定者がインターンシップで希望する会社で1,2週間働いてみるとかしないと、就職できないのが現状です。
40年も前から
『学部卒は個人の評価、大学院卒(修士以上)が大学の評価となる』
と言われていますが、これはいまでも変わらないという認識でいます。
実社会に出たら、『○●大学出たんだぞ!』は、一切通用しないのではないでしょうか。
『工学部工業化学科を出たけれど、損保会社の営業をしている』とか『海外留学もしてきたけれど、生保会社の営業をしている』とかそういうのは、よくある話です。卒業してから何してきたかのほうが大きく評価が分かれていくのではないでしょうか。
それなのに、昭和ひと桁生まれや昭和10年代生まれよりも上の高齢者となると、古い考え方をしている方がおられるのではないでしょうか。年齢が高くなると頑固になります。
戦後生まれよりも年齢が上のひとは、戦時中、まともな教育を受ける機会がなかったので、”偏差値がすべて”の価値観しか持っておられないようです。
古い価値観しか持っていないと『浦島太郎』状態となります。
いまは飽食の時代
毎食ではないが、自分で漬けた梅酒の梅を食べたり、砂糖をスプーンでそのまま食べたりしていました。いまでは、食後に食パン1枚を食べる時が至福の時のようです。
戦時中や戦後の食糧難をくぐり抜けてきた方ですから、砂糖やパンには目が無いようです。以前、近くのパン工場へ小麦を持っていき、パンにしてもらってきたそうだ。
グルテンフリーにはほど遠いが、HbA1cの値が高くないのか?
6.4だったので、65歳以上の高齢者の場合、7以下であれば正常です。
この書籍の警告は関係ない状況です。飽食の時代でありながら、食糧難を経験した世代のひとはては、”銀シャリ”やパンがお好きなようです。