共生と二分法
地の果て、陸の孤島とも呼ばれている能登半島で、今年の元日、M7の地震が発生した。
能登半島地震による被災者が2次避難場所として、愛知県内の施設へ移動となったとのニュースを見聞きする。今、現在、愛知県は新型コロナ感染症第10波とも言われており、感染症対策が大切な状況となっている。
なごやのひと(愛知県民)は、昔からよそ者(余所者/他所者)に対して厳しいとされてきている。
我々/彼らの2分法で境界をつくり、自分たちだけが良い(優位性を保つ)ようにすると言われる。
いまは、以前よりもましになったとも聞くが変わらないだろう。
能登半島地震で避難してきたひとたちとも共に生きていかねばならない。共生していかねばならないのは、自明の理ですが、果たしてどうなのだろうか。
なごやのひと(愛知県民)は、コスモポリタン(世界市民主義、世界市民主義者)と言えるのか?共生ができるひとびとなのか?
が問われるのではないだろうか。
コスモポリタニズム(cosmopolitanism)
民族や国家を超越して、世界を一つの共同体とし、すべての人間が平等な立場でこれに所属するものであるという思想。 古くは古代ギリシャから今日までみられる。 世界主義。 世界市民主義。
のような地球を俯瞰してものごとを見ることや考え方をする方が、どれだけいるだろうか?
【トーク】リベラルをグローバルに考える――地に足の着いたコスモポリタン?
シドノスのトークラウンジで、近日、開催されるそうだ。
https://synodos.jp/talklounge/29031/
講師の書籍がこちらとなります。読んでから参加したほうが、質問ができるのではないでしょうか。
新しいコスモポリタニズムとは何か―共生をめぐる探究とその理論― 単行本 – 2023/8/30
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この書籍を読む前にこちらの論文を読んでおいた方が理解できるのではないでしょうか。
ウルリッヒ・ベックのコスモポリタン理論の射程と限界
https://www.jstage.jst.go.jp/article/sstj/13/0/13_32/_pdf/-char/ja
コスモポリタニズムの検討
-グローバル化時代の新たなオルタナティブとしてのアクチュアリティと困難性-
https://www.jstage.jst.go.jp/article/sstj/8/0/8_55/_pdf/-char/ja
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