名古屋市エスカレータ条例

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AI活用

 NHKのニュース番組で、ベンチャー企業の来栖川電算がAIを活用して、エスカレータを歩かずに右側も利用するように促すアナウンスをするシステムの実証実験が予定されていることが紹介されていました。関連サイト:https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20231002/3000032032.html

名古屋市エスカレーターの安全な利用の促進に関する条例

条例は、こちらを参照してください。
https://www.city.nagoya.jp/sportsshimin/cmsfiles/contents/0000162/162248/escalator_jourei.pdf
第1条~第11条までの条文です。

(委任)
第11条 この条例の施行に関し必要な事項は、市長が定める。
附 則
この条例は、令和 5 年10月 1 日から施行する。

 初日は、なごやか立ち止まり隊もエスカレーターに立ち、条例の実行を促しておりました。これも第11条により、市長が決めたことだと言えます。
なごやか立ち止まり隊があと押し(nudge:ナッジ)すると行動できるようです。
この動画と同じではないだろうか。階段を踏むと音が鳴る仕組みを施すとエスカレータでなく階段を使うようになる動画です。

条例の施行効果は持続するか

 埼玉県のような1年で以前と変わらない状況となるのかそれとも、右側も立ち止まって利用するようになっているのかは、名古屋市へ通勤・通学するひとや市民の行動いかんにかかっています。他人事でなく、自分事として行動できるのか?
 罰則はありません。藤前干潟を守るため、ごみの最終処分場建設をやめたときに当時の名古屋市長がごみ減量緊急事態宣言を発令したことに名古屋市民が応えたことにより、ごみ減量が定着してきています。飲食店では、食べ残しが多い場合、客にペナルティを課すようになっています。(市民レベルでの”罰則”が追加されました)
 エスカレータを歩かず、階段を歩くように促されるようになると良いのではないだろうか。

名古屋市民と名古屋市内へ通勤・通学者の良識が問われることになるだろう。

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