岐阜県立図書館は20冊まで
図書総点検と年末年始の休館のため、20冊まで借りれるようになっている。
通常は10冊まで。
岐阜県立図書館(UTL:https://www.library.pref.gifu.lg.jp/index.html)4
新刊に興味深い本があったので借りてきた。
異文化コミニュケーションと聞くと駅前留学のNOVAのCMを思い出しますが・・・それとは全く異なります。
取り上げられている映画
映画で探る異文化コミュニケーション 2025年7月10日 初版第1刷
著者 伊東武彦
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楽天 https://a.r10.to/hghO1V
巻末の著者紹介で、顔写真まで掲載されています。珍しい書籍です。

34本の映画が取り上げられています。知っているもの、見たことのあるものもあろうかと思いますが、観ていない知らない映画が少なくありません。「映画館へ行けば放映されているか?」と云われたら、「いまは放映されていない。Netflixやamazon prime videoなどの動画配信サービスで観ることができるはず。Youtubeの映画配給会社の公式サイトで観れる映画もすくなからずあるのではないか。」としか答えられない。
1.About Time アバウト・タイム
(脚本:Richard Curtis、監督:Richard Curtis、公開年:2013年)
2.横道世之介
(脚本:沖田修一・前田司郎、監督:沖田修一、公開年:2013年)
3.The Theory of Everything 博士と彼女のセオリー
(脚本:Anthony McCarten・Jane Hawking、監督:James March、公開年:2014年)
4.Good Will Hunting グッド・ウィル・ハンティング
(脚本:Matt Damon・Ben Affleck、監督:Gus Van Sant、公開年:1997年)
5.Driving Miss Daisy ドライビング Miss デイジー
(脚本:Alfred Uhry、監督:Bruce Bereford、公開年:1989年)
6.The Best Exotic Marigold Hotel マリーゴールド・ホテルで会いましょう
(脚本:Ol Parker・John Madden、監督:John Madden、公開年:2011年)
7.Notting Hill ノッティングヒルの恋人
(脚本:Richard Curtis、監督:Roger Michell、公開年:1999年)
8.Begin Again はじまりのうた
(脚本、監督:John Carney、公開年:2013年)
9.となりのトトロ My meighbor Totoro
(日本語版 脚本・監督:宮崎駿、公開年:1988年)
(英語版 脚本:Cindy Davis Hewitt・Donald H.Hweitt、公開年:2006年)
10.When Harry Met Sally 恋人たちの予感
(脚本:Nora Ephron、監督:Rob Reiner、公開年:1989年)
11.男はつらいよ、寅次郎春の夢
(脚本:山田洋次・朝間義隆・栗山富夫・レナード・シュレイダー、監督:山田洋次、公開年:1979年)
12.Intouchables 最強のふたり
(脚本:Oliver Nakace・Eric Toledano・Ohilippe Pozzo di Borgo、監督:Oliver Nakache、Eric Tokedano、公開年:2011年)
13.君の膵臓を食べたい
(脚本:吉田智子、監督:月川翔、公開年:2017年)
14.舟を編む
(脚本:渡辺謙作、監督:石井裕也、公開年2013年)
15.阪急電車
(脚本:岡田恵和、監督:三宅喜重、公開年:2011年)
16.The Notebook きみに読む物語
(脚本:Jeremy Leven・Jan Sardi・Nicolas Sparks、監督:Nick Cassavetes、公開年:2004年)
17.The Devil Wears Prada プラダを着た悪魔
(脚本:Aline Brosh McKenna・Lauren Weisberger、監督:Favid Frankel、2006年)
18.半沢直樹
(脚本:丑尾健太郎、演出:福澤克雄・田中健太・松本彩、放送年:2013年)
19.The Greatest Showman グレイテスト ・ショーマン
(脚本:Jenny Bicks・Bill Condon、監督:Michael Gracey、公開年:2017年)
20.American Beauty アメリカン・ビューティー
(脚本:Alan Ball、監督:Sam Mendes、公開年:1999年)
21.Holiday ホリデー
(脚本・監督:Nancy Meyers:公開年:2006年)
22.Before Sunrise 恋人までの距離
(脚本:Richard Linklater・Kim Krizan、監督:Richard Linklater、公開年:1995年)
23.タイヨウのうた
(脚本:坂東賢治、監督:小泉徳宏、公開年:2006年)
24.The Bucket List 最高の人生の見つけ方
(脚本:Justin Zackham、監督:Rob Reiner、公開年:2007年)
25.Love Actually
(脚本・監督:Richard Curtis、公開年:2003年)
26.The Upside 人生の動かし方
(脚本:Jon Hartmere・Eric Toiedano・Oliver Nakache、監督:Nell Burger、公開年:2017年)
27.Haryy potter and the Prisoner of AZkaban ハリー・ポッターとアズカバンの囚人
(脚本:J.K.Rowling・Steve Kloves、監督:Alfonso Cuaron、公開年:2004年)
28.This is Us Season 1,Episode 3 Kyle ディスイズアス エピソード3 カイル
(脚本:Dab Fogelman、監督:Glenn Ficarra・Jphn Requa、公開年:2016年)
29.Silence 沈黙-サイレンスー
(脚本:Jay Cocks・Martin Scorsese・Shûsaku Endô,監督:Martin Scorsese、公開年:2016年)
30.The Truman Show トゥルーマン・ショー
(脚本:Andrew Niccol、監督:Peter Weir、公開年:1998年)
31.The Big Ban Theiry ビッグバン★セオリー
(脚本:Chuck Lorre・Bill Prady、監督:Mark Cendrowski(and others)、公開年:2007-2019年)
32.Roman Holiday ローマの休日
(脚本:Dalton Trumbo・lan McLellan Huner・John Digton、監督:William Wyler、公開年:1953年)
33.Breakfast at Tiffany ティファニーで朝食を
(脚本:Truman Capote・George Axellrod、監督:Blake Edwards、公開年:1961年)
34.Black Klansman ブラック・クランズマン
(脚本:Charlie Wachtel・David Rabinowitz・Kevin Willmott・Spike Lee、監督:Spike Lee、公開年:2018年)
古い映画もありますので、NetflixやAmazon Prim Video等で見るしかすべがないと思われますが、異文化コミュニケーションを理解する観点から、この書籍を読んでから観るのは良いかも知れません。
最後にこの書籍の最後に書かれていることをそのまま掲載しておきます。
常に変化ステレオタイプ
しかし、日本に対する好意的なイメージがこのまま続いていく補償はありません。些細な社会的、経済的出来事をきっかけに逆転すrこともありえます。
一例として挙げるのは、捕鯨です。日本はこの問題を巡って一部の国から非難されています。調査捕鯨という名目で日本はクジラを捕獲していますが、オーストラリア、アメリカ、イギリスはそれを非難しているのです。問題の発端は、19世紀から世界中でクジラが乱獲されたことによる個体数の現状が危機的状況になったことです。1982年IWC(世界捕鯨委員会)年次総会で商業捕鯨が禁止されました。そこで、日本は条約で認められている調査捕鯨を行いながら生息数などのデータを集め、将来的に商業捕鯨の再開を目指す方針に転換しました。そして南極海における調査捕鯨ではミンククジラ850頭、ナガスクジラ50頭、ザトウクジラ50頭を毎年の捕鯨頭数と決めました。これに対してオーストラリアは、「日本の調査捕鯨の捕獲頭数は多すぎる」と主張しました。捕獲したクジラの肉が市場で流通していることから、「実態は商業捕鯨であり、国際捕鯨取締条約に反する」として、日本に南極海での捕鯨中止を求めました。オーストラリアはかつて捕鯨国でしたが、1935年に捕鯨を禁止。その後はホエール・ウォッチング観光が盛んなこともあり、多くの国民は日本の捕鯨に対して批判的です。
オーストラリアと日本の捕鯨に関する価値観の違いが際立つテレビCMが制作されました。それはBluetonguビール会社のCMで、日本食レストランで「鯨のフルコース」を注文した日本人男性が店員にモリで腹部を刺され、されに電極をつながれて感電死するという映像です。その後 “Our whales die painfully. Stop the slaughter.”(私たちの鯨が痛々しく死んでいる。虐殺を止めよう) というメッセージが流れます。
これを見るオーストラリア人は、日本人はクジラを日常的に食べる残酷な国民だとのステレオタイプを持つ危険性があります。日本はその後、国債捕鯨委員会を脱退すると共に南極海における調査捕鯨を終了をしましたが、捕鯨をめぐる対立はその後も続いています。
まとめ
ステレオタイプは、異文化コミュニケーションにおいて私たちの認識をゆがめることがあります。肯定的なものであれ否定的なものであれ、一度疑ってみることが大切です。私たちは、自分がどのようなステレオタイプを持っているかを意識することで、より柔軟な視点を持つことができます。また、メディアを通じて形成されたイメージは現実と異なることが多いと知ることは、異文化理解の第一歩です。固定観念にとらわれることなく、実際の相手と向き合ってその個性を理解しようとする姿勢が、より良いコミュニケーションにつながあることを改めてかんがえましょう。















